電解水の研究開発史②

大阪府立大学との共同研究-生産効率の向上

アルカリ電解水の生成技術開発について、大阪府立大学の電気化学を専門とする教授に相談したところ、先生方の専門分野でもあり、当社の課題が具体的であったため、快く協力の約束を取り付けることができました。

大阪府立大学の写真

2005年3月より、本格的に大阪府立大学との共同研究がスタート。商品開発を成功させるためには、理論面、実用評価面、製造技術面など多方面の検討が必要であるため、当社と大学それぞれから集まった数十人でチームを組み、約1年間研究を重ねました。

その結果、データ解析で理論の裏付けが進み、効率的にpHを高くする生成方法や生成能力の引き上げにも成功。錆の問題も解決でき、最終的にはpH13.1のアルカリ電解水20ℓを約1時間で生成することが可能となりました。

自社研究-さらに高いpHの洗浄力を検証

大学との共同研究終了後(2006年3月以降)も自社で独自研究を進め、pH13.1以上の生成にも挑戦し、最高pH13.8まで引き上げることに成功。

しかし、色々なpHで洗浄力の比較実験を繰り返したところ、pH13.1が最も洗浄力があるという結果が出ました。

色々な実験を実施している写真1

ネジを揺動洗浄/ネジの脱脂実験/ステンレス洗浄実験/金属板脱脂実験

色々な実験を実施している写真2

樹脂の洗浄実験/カーペット洗浄比較/ネジ浸漬実験/容器でのpH劣化検証

色々な実験を実施している写真3

ステンレス板の洗浄実験/乳化比較/鋳鉄への影響比較/アルミ浸漬実験

pHが高すぎると逆に洗浄力が弱まること、生成効率が悪くなることもあったので、以降はpH13.1をメインに製造販売していく方針に固まりました。

アルカリ電解水の商品化

いよいよ2006年9月から、「電解水Juju(ジュジュ)」という商品名で20ℓ単位で業者様向けにアルカリ電解水pH13.1の販売を開始。

当時はまだ認知度が低く商品の良さを理解してもらうのに苦労しましたが、原油高で油が高騰していたことに加え、環境意識への高まりが追い風となり、徐々に浸透し始めました。

Jujuが色んな分野で利用されているイラスト

また、工業用アルカリ電解水としてだけでなく、強い洗浄力と除菌効果、環境に優しいことを大きな強みとして、ホテルや飲食店、清掃業者など想定していなかった業界や、ネット販売業者を通じて一般家庭でも使用されるようになりました。

そのとき・その水300mlと2.2Lの商品写真

その後2013年7月、お掃除用アルカリ電解水「そのとき・その水」という商品名で自社ブランドを立ち上げ、当サイトにて一般家庭の皆様向けにインターネットで販売させていただくことになりました。